動けていたとき
今は 車椅子の生活 数年前は 歩いていた
動けている時は やらなければならない事を
進んでやっていた 動いていた
今は 自分のために 思うように動けない
大切な人のために 思い通りに動けない
そこに 厳しい現実が のしかかっている
あの時のように 動け回れたら いいのだけど
あの日のように 動けたなら 出来るだろうに
今 思っても 動けない現実は 変わらない
筋ジスの病は 心の力も奪ってしまう
闘っても 挑んでも 筋ジスには 勝てない
こんな 私の心って 何なんだろうか
動けていたとき 私は生き生きしていただろうか
進み行く病に 迷っていたのではないだろう
動けなくなる時のことを 怖がっていたのではないだろうか
怖さと 辛さと 悲しさを背に背負い
私なりの わずかに動く身体と共に 生きていく
動けていた頃の心を 大切にしながら
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。