☆宿 命(難病)
1978年の作(憧れのハートの思い 空想より)
この世に生まれ 苦しい生き方が始まる
宿命という運命の道に 私は今日まで生きてきた
だんだんと 私の体の中のものが 失われて行く
あまりにも 辛い生き方でしか 生きていけない
宿命と思えば それまでであろう
でもこれでは あまりにも 淋しすぎる
人間に生れたのなら 何か一つ 私に出来るものがあるはず
そう思わなくては 今 生きてるのさえ 辛く苦しいだけだ
苦しみつづけて 私は生きて行くのが宿命なら
その中から 何かを見つけて 生きていきたい
弱り行く 体に何を見つめて 私は生きる
苦しみもがきまわっても どうにもならない
今 私は 一番苦しい 運命の中に立っている
体は重くて 背中は痛くて どうにもおさまらない
目も頭も痛いし 体全体が 痛みのなかに 入っているみたいだ
苦しくて 辛くて 仕方がないけれど
一生懸命に 宿命の中を 私は生きている
いつ終わるかは わからないけれど ガンバリたいね
☆難病(筋ジストロフィの宿命を詩にしてます。)
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